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不動産会社の机上査定と訪問査定にはどんな違いがあるのか

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2018.01.22

不動産会社の査定

家を売却するには一般的に不動産会社の査定を受けることになります。仲介の場合、中古車買取店やブランド買取店のように不動産会社が直接購入する訳ではなく、不動産会社が探してきた買主が購入するため、実際の売却価格と査定価格では異なる場合があります。

不動産会社は契約してもらいたいため、査定価格を上げてくるというケースが見られ、この場合、実際の売却価格との差が大きくなりかねません。査定価格で本当に売却できるのか、不動産会社の担当者と良く相談してみて下さい。不動産会社が直接買取する場合は売却価格と査定価格に大きな差は生じません。

机上査定と訪問査定

インターネットやパソコンの普及により、不動産会社のホームページから査定の依頼ができるようになりました。依頼できる査定方法には机上査定と訪問査定と2種類あり、どちらか都合の良い査定方法を選ぶ事が可能です。

机上査定

不動産会社の机上査定では査定フォームにて入力した情報や過去の取引事例などを参考に算出しています。査定員が直接家まで訪問し、査定を行う訳ではないため、あくまでも参考の査定価格となります。

いきなり訪問査定では抵抗がある、売却価格の目安を知りたい、不動産相場を知りたいといった時に便利な査定方法です。

訪問査定

不動産会社の訪問査定では査定員が家まで直接訪問し、家の生活性や劣化具合などをチェックします。生活性の良い間取りや動線の良い家は査定価格が上がりやすいです。

日当たりが良い家もポイントが高くなりますが、家の中でも直射日光が当たる屋根や外壁、水回りは劣化が進みやすく、雨漏りが見られる家は査定価格が下がりやすいです。さらに白アリ被害が見られると大幅に下がる事があります。

土地の形状や周辺の環境など、建物以外も査定項目に含まれています。細かい部分までチェックしているため、精度の高い査定を受けたい時に便利な査定方法です。

訪問査定では都合の良い日時を指定する事が可能です。訪問査定の時間は20分から30分ほどで、時間は掛からないために忙しい方でも申し込みやすいです。査定価格の連絡は訪問査定から数営業日掛かります。

家を高く売るコツ

家を高く売るには複数の不動産会社に査定を依頼するのがコツです。販売戦略が下手な不動産会社に依頼すると売却できるまで長引く可能性があります。なぜなら、売却価格を下げて買主を探さないといけないです。

上手な販売戦略を行う不動産会社なら、早めに買主が見つかる事が多いです。

不用な品物は処分しておくと部屋の中が広く感じ、実際の広さは変わらなくても印象が良くなります。部屋の中が暗いより明るい方が好印象になるため、照明を付けておくのも印象が良くなるポイントです。

訪問査定時の必要書類

訪問査定に申し込みした後、必要書類を準備しておくとスムーズに終了します。家の権利書となる登記簿謄本、建物図面の2種類を準備しておきましょう。

登記簿謄本の取得

登記簿謄本はデータとして保存されるようになりました。証明書の事を登記事項証明書といい、登記事項証明書の交付請求書の必要事項に記入し、法務局の窓口にて提出すると取得できます。収入印紙を購入し、申請用紙に貼り付ける必要があるため、収入印紙代も忘れずに持参しましょう。他にも、オンラインでも請求手続きが行えます。

建物図面の取得

建物図面も法務局の窓口にて申請が行えるため、申請用紙の必要事項に記入し、収入印紙を貼り付けして窓口にて提出して下さい。登記事項証明書同様、オンラインでも請求でき、オンラインなら指定した住所に届くために手間が掛かりません。

家を売却すると税金が掛かる

家を売却し、利益が出た時には所得税が掛かります。

3,000万円で購入した家が3,500万円で売却できた場合、差額の500万円が課税の対象になります。3,000万円までなら特別控除が受けられますが、特別控除の適用を受けるには条件を満たす事が必要です。税金を節約したいという時、条件を満たしているのかどうか分からない時は不動産会社に相談してみましょう。

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